快適な空間を作る ~住環境は空気調和が大切~
- 日化の日記
現代社会において、エアコンなどの空調システムは手放せない存在となっています。
また昨今のコロナ対策にも、湿度管理や換気等、重要な役割を担っています。
今回は快適な空間つくりの為、いかに空調=空気調和が大切かお話ししていきたいと思います。
■空気調和とは?
初めに空気調和について説明しましょう。
空気の温度・湿度・清純度や空気の流れを、室内の要求に見合うように設計することです。
簡単に言うと「使う人やそこに設置される物にとって快適な空気環境をつくる」ということです。
■空気調和には「保健空気調和」と「産業空気調和」の2つに分けられます。
・保健空気調和…人にとって快適な空気の状態を保つことです。
一般的な住宅やオフィスビル、商業施設などが当てはまります。
・産業空気調和…家畜動物や製造品、人以外の物の品質や状態を保つことです。
データセンターのコンピューターや食品工場といった場所が当てはまります。
今回は、この「保健空気調和」について掘り下げたいと思います。
空調と聞くと家庭にあるエアコンをイメージする方も多いのではないでしょうか?
エアコンは主に、暖房・冷房機能を使って室内の温度調節を行うものです。
しかし空調システムの大きな役割として、温度調節の他に建物内の空気をきれいに保つことがあげられます。
快適な空間をつくるためには、建物内の空気の入れ替えを行い、常に換気をしておく必要があります。
空気を定期的に入れ替えなければ、空気中の二酸化炭素の濃度が高くなり、酸素濃度が低下すると集中力や記憶力の低下につながると言われています。特に冬場の時期には暖房器具の使用による、一酸化炭素中毒といった症状を引き起こす恐れがあります。
また湿度のコントロールができていないと、湿気による結露が生じて、ダニ・カビが発生しやすくなり健康被害につながる恐れがあります。
そうならないためにも空調システムをうまく利用して、快適な空間を作っています。
逆に空調システムや機器類の内部が汚れていると、反対に建物内の空気を汚してしまうことになります。
そのため空調内も定期的に清掃やメンテナンスを行う必要があります。
これからやってくる冬の寒さを清潔な空調の下で過ごすのはいかがでしょうか?
実際のお見積につきましては、当社HPの「お問い合わせ」フォーム、お電話でもご相談承ります。お気軽にお問い合わせ下さい。